2013年12月31日火曜日

2013年の総括

 大みそかの夜ですが,いかがお過ごしでしょうか。今年もあと数時間となりましたが,年を越す前に,今年やったことを総括しておこうと思います。

 まず本業?の大学非常勤講師ですが,今年度の担当授業は前期2コマ,後期5コマでした。前者は,「調査統計法2」(武蔵野大学,水5)と「リカレント教育論」(武蔵野学院大学,金2)です。後者は,「不平等の社会学」(武蔵大学,月2),「教育社会学」(杏林大学,火5・6),「調査統計法1」(武蔵野大学,水5),「ボランティア論」(武蔵野学院大学,金2)です。

 今年から練馬の武蔵大学にお邪魔しているのですが,この大学の情報処理センターはスゴイ。全部のパソコンにSPSSが入っており,国際成人力調査(PIAAC)のローデーターのDL作業に使わせていただきました。感謝!

 いくつかの大学に行っているのですが,ICT環境一つとっても,大学によってずいぶん違うな,という印象です。でも,武蔵の情報処理センター,ガラガラでしたな。勿体ない。学生さんはこういう施設(図書館も)をフルに活用し,学費の元をバッチリ取るべし。

 研究ほうは,7月に『教育の使命と実態-データからみた教育社会学試論-』という著書を武蔵野大学出版会より出しました。私にとって,3冊目の単著です。①子ども,②家庭,③学校,④教員,⑤青年,および⑥社会という切り口を設け,教育の「見えざる」諸相をデータで明らかにしています。割引販売もいたしておりますので,ご希望の方はご連絡ください。
http://www.ajup-net.com/bd/isbn978-4-903281-23-0.html

 あと一つの業である文筆は,これまで出してきた教員採用試験の参考書(実務教育出版社)の内容改訂を行いました。看板の『教職教養らくらくマスター』については,さらに有用な書籍になったと自負しております。教員志望の学生さんのお役に立てれば幸いです。

 なお今年より,同社の『受験ジャーナル』という雑誌にて,「データで見る世相」という連載原稿を執筆しております。見開き2ページのスペースにて,特定の主題についてデータを交えた記事を書かせていただいてます。下の写真は,初回のもの。こんな感じっす。


 さて,このブログについても,2013年のまとめをしておきましょう。毎日ツイッターにて,前日のブログPV数を記録しているのですが,そのデータを接合して,1月1日から昨日(12月30日)までのPV数の推移をグラフにしてみました。


 1日あたりだいたい1,500くらいで推移していますが,突出した日も含めた364日の平均値を出すと,1日あたり2,913です。来年は,この数値がもっと増えればよいな,と思っております。

 ちなみに,1日のPV数が10,000を越えたのは7回です。マックスは9月12日の30,051です。この日に公開した,「都道府県別の大学進学率」という記事をみてくださる方が多かったようです。「大学進学率」という言葉でググると,この記事が2番目に出てきます。
http://tmaita77.blogspot.jp/2013/09/blog-post_12.html

 早いもので,2010年12月17日に本ブログを開設してから3年が経過しました。執筆した記事は,合計で694です(本記事も含む)。はて,どの記事が多く見られているのか。下の表は,PV数の上位10位の記事を整理したものです。


  トップは,昨年の8月末に書いた,博士課程院生の進路の記事ですが,先ほどの「都道府県別の大学進学率」がその次に来ており,もう少しで抜く勢いです。こないだ,PIAACのデータを使って書いた「成人の知的好奇心の国際比較」もランクインしていますな。

 赤字は今年に書いた記事です。これまでストックした記事の上にあぐらをかくことなく,常に情報を更新していこうと思っております。来年の総括の記事では,上表の全ての記事が赤字になるよう,がんばります。

 長くなりましたので,この辺りで。来年も,本ブログをよろしくお願い申し上げます。では皆様,よいお年をお迎えください。

舞田 敏彦  拝